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ナナシアさん、非常に貴重なご意見のおかげで、ただの日記が「吉野家牛丼論」に進化することができました!
去る4月13日に、吉野家が新しい牛丼を発売すると発表がありました。
「牛丼 特大盛が価格 730 円。ご飯が大盛、お肉が大盛の2倍で、食べ応えのあるボリュームです。」(吉野家オフィシャルサイトより)
ナナシアさんのご指摘にもありましたが、いかに量を稼ぐかも重要です。いかに安く、いかに量の上で満足できるかは、今の世の中では特に大切なことです。
量を増やして販売するのは確かに理にかなっています。
なぜなら、量を増やしているだけなので、新メニュー考案の際に生じるコストは発生しません(おそらく)。あったとしても、特大盛用のどんぶりを作るコストです。どんぶりは一度作っておけば、欠けたり割れたりしない限り何度も使えます。期間限定がもしかしたら定番メニューになることも考えられますし。また、工場のラインも新しく作る必要がなく、ラインで作る量を増やすだけで可能です。(ただし、ラインで働く人々の人件費は高くなります。もしかしたら、ここで労働問題が生じてるのかもしれないのですが・・・ないと信じたいです。)
ただ、吉野家に限っていえば、すでに「特盛(牛肉は並の2倍、ご飯は大盛)」というメニューがあります。今回の「特大盛」は、「量を増やせば売れる」という流れでできたメニューであることがわかります。
「特盛のさらに上ができた!」というインパクトがまったくないとはいえません。おそらく、始めのころはあるといえるでしょう。私はほんとに始めのほうだけだと思っています。
なぜなら、新たに作るメニューではなくて、量を増やしたメニューばかり出していると、いずれ消費者は飽きてしまいます。特大盛が定番になれば、今度は「特大大盛」になるんでしょうか?これだと、消費者は「またそれか・・・」と飽きてしまいます。
消費者を飽きさせない新メニュー作りができないと、吉牛ブランドが牛丼市場で勝ち残っていくことはできないでしょう。
現に、「吉野家ホールディングスが14日発表した2010年2月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が8億円の赤字(前期は35億円の黒字)、税引き後利益は89億円の赤字(同2億円の黒字)だった。赤字転落は、BSE(牛海綿状脳症)問題で牛丼の販売を休止していた06年2月期以来、4年ぶり。赤字幅は、1990年の上場以来、過去最大だ。主力の牛丼店「吉野家」は、既存店売上高が前期比8・4%減で減収減益だった。(読売新聞2010年4月15日 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100415-OYT8T00373.htm)」と報じられている。
この中には、ステーキのどんの営業損益も含まれている。だから、一概に「吉野家が危ない!」ということを示していない。それより注目したいのは、8.4パーセントも「吉野家」での売り上げが減っているという点だ。
この数字が、さらに悪化すれば、消費者の吉野家離れとも取れてしまう。
がんばれ!吉牛!!
確かに量を増やすだけだとだめなのは事実かと
量を増やす→量を増やしたメニューを増やす→新しいメニューを増やす(以下ループ)のような繰り返しは必要でしょうね
後コメントレス気付かなくてごめんm(__)m
>まさか俺のコメントでここまで書いてくれるとは…
興味を持ってもらえたので、つい熱くなって、書きすぎちゃいました(汗)
>量を増やす→量を増やしたメニューを増やす→新しいメニューを増やす(以下ループ)のような繰り返しは必要でしょうね
私もそう思います!(^^)
>後コメントレス気付かなくてごめんm(__)m
大丈夫ですよ~(^o^)
では、また日曜日によろしくです!